農食環境学群・循環農学類
准教授  岡本 英竜  オカモト エイリュウ  
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更新日:2016/05/24

基本情報

プロフィール

性別:男性
生年:1964年
学位:「農学修士」
所属教授会:農食環境学群
採用年月日/委嘱年月日:1993/04/01

研究活動

所属学会

2000/12, 北海道バイオガス研究会, 国内
1999/08, 日本微生物生態学会, 国内
1997/12, 日本土壌肥料学会, 国内
1994/09, 日本土壌微生物学会, 国内
1993/12, 北海道家畜管理研究会, 国内
1993/09, 日本草地学会, 国内
1993/09, 日本畜産環境学会, 国内
1993/07, 日本畜産学会, 国内
1993/03, 日本農芸化学会, 国内
1988/08, 北海道畜産学会, 国内
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2000/12, 北海道バイオガス研究会, 国内
1999/08, 日本微生物生態学会, 国内
1997/12, 日本土壌肥料学会, 国内
1994/09, 日本土壌微生物学会, 国内
1993/12, 北海道家畜管理研究会, 国内
1993/09, 日本草地学会, 国内
1993/09, 日本畜産環境学会, 国内
1993/07, 日本畜産学会, 国内
1993/03, 日本農芸化学会, 国内
1988/08, 北海道畜産学会, 国内

学会役職

2010/10, 2012/03, 北海道バイオガス研究会, 評議員
2009/04, 2011/03, 日本畜産環境学会, 理事
2001/07, 2009/03, 日本畜産環境学会, 評議員
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2010/10, 2012/03, 北海道バイオガス研究会, 評議員
2009/04, 2011/03, 日本畜産環境学会, 理事
2001/07, 2009/03, 日本畜産環境学会, 評議員

著書

2012/03, 最新 サイレージバイブル
-サイレージとTMRの調整と給与-, 45-48
2006/09, 新編 畜産ハンドブック, 471-475
2003/03, 食・環境・生命を学ぶ-酪農科学のめざすもの-
2003/03, 積雪寒冷地におけるバイオガスプラントの利用に関する国際シンポジウム
2001/03, 21世紀の酪農を考える, 18-28,115-123
2001/03, 21世紀の酪農を考える, 115-123
1997/03, 酪農科学の進歩'97, 140-155
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2012/03, 最新 サイレージバイブル
-サイレージとTMRの調整と給与-, 第2章第5節 食品に影響するサイレージの微生物
岡本英竜・菊地政則, 45-48
2006/09, 新編 畜産ハンドブック, 471-475
2003/03, 食・環境・生命を学ぶ-酪農科学のめざすもの-, 「微生物の世界は大宇宙のようです-微生物屋としてどうするか-」を執筆した。
本学附属農場のバイオガスプラントは順当なメタン発酵が行われている。多くの見学者には、有効な微生物群集によって発酵が進んでいることを説明している。しかし、以前、分子生物学的手法で調査した際、酢酸を基質にメタンを代謝する菌群が検出されなかったため、メタン生成細菌の菌叢に疑問を持っている。微生物を充分把握できていなくとも、バイオガスが出ていれば大勢に影響はないのであろうが、それでは古代エジプトと同じような気がするのは、私だけであろうか。
2003/03, 積雪寒冷地におけるバイオガスプラントの利用に関する国際シンポジウム, 「酪農学園大学バイオガスシステムの稼働概要」(p64,
p170-176)を執筆した。
本格稼働からおよそ3年経過した酪農学園大学附属農場のバイオガスシステムの稼働状況を紹介した。乳牛ふん尿メタン発酵は継続的に非常に安定している状態である。バイオガス中に含まれる硫化水素は、その濃度に季節変動があり、鉄くずを担体とする乾式脱硫では、十分な脱硫は期待できない現状である。バイオガスのエネルギー利用においては、発電機のトラブルが多少あったものの、発生メタンガス保有エネルギーの24%が電気エネルギーに変換され、49%が熱交換に利用され、27%が損失していると見積もられた。
2001/03, 21世紀の酪農を考える, 「西欧の畜産国の家畜ふん尿事情から学ぶ」
デンマーク、ドイツ、オランダの3国の家畜ふん尿処理、特に、メタン発酵処理について現地の事情を紹介する内容である。このふん尿処理方法は、各国のエネルギー政策と相関があり、原子力発電を行わないデンマーク及び原子力発電をやめる方針を打ち出したドイツでは非常に有望視しており、原子力発電を容認しているオランダでは、全く魅力を感じていないことが伺われた。日本における家畜ふん尿のメタン発酵が有効か否かは今後の研究と政策に左右される。


「メタン生成細菌とバイオガスプラントのモニタリングについて」
家畜ふん尿処理方法の一選択肢であるメタン発酵において、発酵の安定性を保持するために主因である微生物の制御と異常発酵のモニタリングについて紹介している。家畜ふん尿のみのメタン発酵は安定的であるが、ガス発生量を高めるために他の有機性廃棄物を添加することが西欧で行われている。日本においても同様なことが期待されたが、ガス発生の目的から逸脱し、単なる廃棄物処理に陥ることも懸念される。どのようなものをどのくらい投入することが許されるのかは、メタン発酵槽の微生物のパフォーマンスを制御するしか方法がないと考えられる。, 18-28,115-123
2001/03, 21世紀の酪農を考える, 「メタン生成細菌とバイオガスプラントのモニタリングについて」
家畜ふん尿処理方法の一選択肢であるメタン発酵において、発酵の安定性を保持するために主因である微生物の制御と異常発酵のモニタリングについて紹介している。家畜ふん尿のみのメタン発酵は安定的であるが、ガス発生量を高めるために他の有機性廃棄物を添加することが西欧で行われている。日本においても同様なことが期待されたが、ガス発生の目的から逸脱し、単なる廃棄物処理に陥ることも懸念される。どのようなものをどのくらい投入することが許されるのかは、メタン発酵槽の微生物のパフォーマンスを制御するしか方法がないと考えられる。, 115-123
1997/03, 酪農科学の進歩'97, 「ルーメン微生物による植物自然毒及びカビ毒の解毒」を宮川栄一と共同執筆。
家畜飼料に含まれる可能性のある植物毒及びカビ毒の種類と、これら毒物の反芻家畜ルーメン内における解毒について総説した。
他の執筆者:村山三郎、照井英樹、安宅一夫、
川上克己、小宮道士、小阪進一、干場信司、大野琢澄、堀内一男、松中照夫、森田 茂、篠原 功、小山久一、楢崎 昇、岩澤李之, 140-155

論文

2010/03, 消化液利用による脱硫装置の内部構造と脱硫性能
-脱硫装置の設計要因の解明-, 219-227, 農業施設
2008/00, トウモロコシグレインサイレージの発酵過程 -ホールクロップおよびストーバーサイレージとの比較-, 170-171, 日本草地学会誌 第54巻
2007/03, 乳牛ふん尿の液状コンポスト化における微生物活性, 51-56, 北海道畜産学会第49巻
2007/00, Terminal restriction fragmentation length polymorphism analysis of 16S rRNA genes for the characterization of bacterial community structure in the rumen of sheep fed different diets, 173-184, 酪農学園大学紀要 31(2)
2006/08, すごいぞ!牛糞パワー, 10-11, ジュニアデーリィマン
2006/07, 循環酪農を支える微生物の働き, 56-58, 酪農ジャーナル・酪農学園大学エクステンションセンター
2005/00, Natural Occurrence of Deoxynivalenol in Dent Corn and Silages in Hokkaido, 93-97, Feeding Management for High Producing Dairy Cows in Asian Countries (Proceeding of the 13th Asian Conference)
2004/00, セルロース付着能を利用した再分画法によるルーメン内細菌叢の解析, 37-39, ルーメン研究会報 15(2)
2003/06, ふん尿のリサイクルを考える3-堆肥化を促進させるための条件-, 50-52, 酪農ジャーナル 2003(6)
2002/10, Genetic Variation in Fusarium oxysporum Isolated from Wilt-infested Alfalfa in Hokkaido., 酪農学園大学紀要 27(1)
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2010/03, 消化液利用による脱硫装置の内部構造と脱硫性能
-脱硫装置の設計要因の解明-, 鈴木崇司・干場信司・小川人士・高崎宏寿・岡本英竜・天野徹・吉田宗史・森田茂
 バイオガスを利用する際には,経済的で効率良い脱硫が求められる。中でも,消化液中の微生物の働きを利用した生物脱硫が有効であると考えられている。しかし,消化液の利用方法についての詳細な検討・比較はなされていない。本報では,小規模実験装置を用いて,脱硫性能が安定的に維持できる消化液の利用方法を反応筒内での気液接触方法(7方式)から検討した。
 実験装置には0.24 m3の塩化ビニル製の円筒を用い,内部に接触材を充填可能にした。消化液は,ポンプを用いてノズルから装置内に噴射する構造とした。硫化水素濃度は,脱硫前と脱硫後を濃度計により測定し,脱硫率で効果を評価した。
 接触材を充填した方法では高い脱硫率が得られ,スプレー方式を組み合わせることで効果が向上した。消化液の噴射によって発生するより細かいミストを利用することで,接触効率を高めるとともに,接触材表面に効果的な消化液の供給が可能になったことが要因と考えられる。, 219-227, 農業施設
2008/00, トウモロコシグレインサイレージの発酵過程 -ホールクロップおよびストーバーサイレージとの比較-, 義平大樹、和田奨平、小阪進一、岡本英竜、宮川栄一、名久井忠, 170-171, 日本草地学会誌 第54巻
2007/03, 乳牛ふん尿の液状コンポスト化における微生物活性, 岡本英竜・新堂ゆい・宮川栄一・松田從三, 51-56, 北海道畜産学会第49巻
2007/00, Terminal restriction fragmentation length polymorphism analysis of 16S rRNA genes for the characterization of bacterial community structure in the rumen of sheep fed different diets, Miyagawa, E., J.Okuyama, Y.Handa, K.Sato, M.Koiwa and E.Okamoto, 173-184, 酪農学園大学紀要 31(2)
2006/08, すごいぞ!牛糞パワー, 小学生高学年向けに記した牛ふんのリサイクルに関する話題, 10-11, ジュニアデーリィマン
2006/07, 循環酪農を支える微生物の働き, 微生物は個々の存在している環境の中で適切なパフォーマンスでバランスしている。そこに、人類の不都合により生じた負の遺産を投入されて、働きを大望されるのは迷惑千万である。どうしても彼らの能力に期待したいのなら、彼らのパフォーマンス最大となるよう、生育環境と整えるべきである。微生物をきちんと飼育すべきである。先にも述べたが、微生物が何を整えて欲しいかを我々はまだ知らない。我々がその術を知るまでは、負荷をかけない努力をすることである。「○○菌が地球を救う」ということがあるなら、大いに期待したいところである。しかし、微生物は自然界で単独で存在しておらず、他の微生物あるいは他の生物と関わって生態を形成しており、期待される微生物をある環境に投入しても、排除される可能性は高い。地球や地域を救ってほしいならば、○○菌に頼ることなく、その環境を悪化させた生物がその破綻に気づき、破壊行動を即座に制御することであろう。気付いているのに止められないのは、もはや依存症しかり、病である。健土建民は、健全な民こそが健土を育むことができ、その健土の上に健民が存在する。まず、この循環を成立させる必要があるように思う。, 56-58, 酪農ジャーナル・酪農学園大学エクステンションセンター
2005/00, Natural Occurrence of Deoxynivalenol in Dent Corn and Silages in Hokkaido, Suzuki, R., E.Okamoto, and E.Miyagawa, 93-97, Feeding Management for High Producing Dairy Cows in Asian Countries (Proceeding of the 13th Asian Conference)
2004/00, セルロース付着能を利用した再分画法によるルーメン内細菌叢の解析, 半田 豊、岡本英竜、宮川栄一, 37-39, ルーメン研究会報 15(2)
2003/06, ふん尿のリサイクルを考える3-堆肥化を促進させるための条件-, 生の家畜ふんの山に好んで近づきたい人はいないと思うが、風雨にさらされて長い時間が経過すると、いつしか雑草が生えて緑豊かな自然を思わせるほど汚物感はなくなる。堆肥化は、まさしくこの現象を人為的に早めることと考えられる。しかし、この野望は微生物たちに委ねられており、人間のできることは、牛を飼養することと同じく、彼ら微生物を飼育することである。堆肥化を促進するための条件とは、堆肥化進行を担う微生物を満足させる条件を整えることが結論となる。, 50-52, 酪農ジャーナル 2003(6)
2002/10, Genetic Variation in Fusarium oxysporum Isolated from Wilt-infested Alfalfa in Hokkaido., アルファルファ萎凋病から分離した Fusarium oxysporumの菌株間の類縁関係を明らかにするために、Random Amplified Polymorphic DNA (RAPD)解析及びリボゾームDNAスペーサー領域の制限酵素切断フラグメント長多型(IGS-RFLP)解析を行った。道内4ヶ所から分離された27菌株は、RAPD解析では類似度90%以上で5つのクラスターに分かれた。また、IGS-RFLP解析では4種類の制限酵素パターンから5つのIGSタイプに分かれた。以上のことから、本菌は遺伝的にかなり多様であることが示唆された。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能), 酪農学園大学紀要 27(1)
2002/06, Ammonia Concents and Desorption from Dusts Collected in Livestock Buildings., ほこり粒子中のアンモニアの特性を明らかにするため、牛舎内における浮遊塵埃中のアンモニアレベル及び堆積塵埃から離脱するアンモニアの割合を調べた。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
Takai,H. Nekomoto,K., Dahl,P.J., Okamoto,E., Morita,S., Hoshiba,S, Manuscript BC 01 005.Vol.4  the CIGR Journal of Scientific Research and Development.
2002/02, 16SrDNA Sequences Used for Phylogenetic Classification of Micromonospora and Three Bacterial Isolated Liquid Compostof Dairy Cattle Slurry., 液状コンポストから分離された3株のMicromonospora 属
細菌の菌種を同定するために16SrDNA塩基配列を決定した。3株とも同じ塩基配列であり、M.yulongensis (DSM 4391) と99.7%の極めて高い類似度を示した。ブーツストラップ値も100%であることから、これらの分離株は
Micromonospora yulongensisであることが判明した。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能), 179-185, 酪農学園大学紀要 24
2002/00, DGGE法による嫌気消化液中のメタン生成細菌フローラ解析, 岡本英竜、宮川栄一, 38-39, 北海道家畜管理研究会報、第37号
2002/00, 環境新時代におけるバイオガスプラント 酪農学園大学の物質循環システムをケーススタディーとして, 宮川栄一、岡本英竜, 90-97, 化学と生物、第40巻第2号
2001/03, 西欧の家畜ふん尿バイオ ガス処理の実際, 学会より特集(西欧の家畜ふん尿処理事情)の原稿を依頼され、2000年度末に訪問したデンマーク、ドイツ、オランダの3カ国の家畜ふん尿処理事情をまとめた。畜産の歴史の長い西欧において、現在、如何なる問題が生じ、どのように対策しているのか、また期待されているバイオガス処理についてどのような工夫、メリット、デメリットがあるのかを紹介した。3カ国ではあるが、それぞれの国の規制、方針、政策によって、全く考え方が異なっていたことを述べた。, 25-33, 北海道畜産学会報 第43巻 北海道畜産学会
2001/00, 秋播ライコムギの越冬性 第3報 褐色雪腐病抵抗性, 津川香里、岡本英竜、宮川栄一、義平大樹, 59-60, 育種・作物学会北海道談話会会報42巻
1999/00, 北海道内で分離したアルファルファ萎凋病菌(Fusarium oxsporum f.sp. medicaginis)の錦糸和合群による群別, 北海道内三地域(八雲町、清水町、名寄市)の罹病アルファルファから分離・同定したアルファルファ萎凋病菌(Fusarium oxsporum f.sp.medicaginis)16菌株から塩素酸塩を含む培地上で硝酸塩利用能欠損株(nit変異株)の作出を試みた。その結果、供試した全ての菌株からnit変異
株が作出され、それらは、硝酸塩、亜硝酸塩、ヒポキサンチン、アンモニウム塩及び尿酸の5種類の窒素源利用能により nit1、nit3、nitMの表現型に分類された。他の地域から分離されたnit変異菌株を併せて菌糸和合性試験を行ったところ、アルファルファ萎凋病菌は16の菌糸和合群に群別され、本菌が多様な遺伝構造を持つことが明らかになった。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能), 33-38, 酪農学園大学紀要 24
1999/00, Rumen ciliate protozoal fauna of native sheep, Friesian cattle and dromedary camel in Libya, Selim, H.M., S.Imai, A.K.E.Sheik, H.Attia, E.Okamoto, E.Miyagawa and Y.Maede, 303-305, J. Vel. Med. Sci. 61(3)
1999/00, Ammonia contents in and emission from dust particles collected in livestock building, Takai H.,K. Nekomoto,P.J.Dahl, E. Okamoto, S. Morita anad S. Hoshiba, 189-193, Proceedings of 28th CIOSTA-CIGR 5 congress, Work sciences in sustainable agriculture, Horsens, Denmark
1998/12, 曝気した乳牛由来液状きゅう肥のオーチャードグラスに対する肥料効果, 酪農場で生産された液状きゅう肥のオーチャードグラスに対する肥料的価値が曝気処理によってどのように影響するのかを目的に研究した。曝気期間が長いほどN含有率、特にNH4-N含有率が減少した。液状きゅう肥施用後、60日目におけるオーチャードグラスの刈取り部乾物重とそのN含有量の処理間差はともに、無曝気区>短期曝気区>長期曝気区であった。この原因は曝気処理によって液状きゅう肥中のNのオーチャードグラスによる吸収利用率が低下したことに起因することが考えられる。結論として、液状きゅう肥の曝気処理はNH4-Nを揮散させるため、オーチャードグラスに対する肥料的価値を低下させる。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
松中照夫、石井岳浩、岡本英竜, 598-603, 日本土壌肥料学雑誌 69(6)
1998/00, Effect of feeding onions (Allium opa) on blood constituents and rumen microbial activity in sheep, Selim, H.M., O.Yamato, S.Imai, E.Miyagawa, E.Okamoto and Y.Maede, 50-55, Zag. Vet. J.(Bulletin of Universities and Institutes)26(2)
1997/02, Phytoalexins produced by alfalfa and their role in prevention of spring black stem and leaf spot by Ascochyta imperfecta, 塩化第二銅を噴霧したアルファルファから産生されたファイトアレキシンについて分析したところ、一つはメディカーピン、もう一つは、サティバンと同定された。
Ascochyta imperfectaを感染させると上記ファイトアレキシンは産生されるが、本菌のアルファルファへの侵入を殆ど抑制していないと考えられた。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
T.Takuma, E.Miyagawa, E.Okamoto, K.Ohnishi, H.Shimizu, K.Asano and Y.Matsui, 173-183, 酪農学園大学紀要
1997/02, Effect of temperature and aeration on microflora during liquid composting of dairy cattle slurry, 乳牛糞尿コンポスト化(液状)において、40℃での曝気と静置処理を比較したところ、静置したものはBOD5の減少が認められず、揮発性低級脂肪酸の蓄積が顕著であった。曝気処理温度を変えて比較したところ、40℃での曝気処理が有意にBOD5を減少させた。糞便系大腸菌は30℃以上の曝気では処理開始以降検出限界以下になった。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
E.Okamoto, K.Minato, M.Uematsu, J.Aoyama, E.Miyagawa and Y.Matsui, 185-191, 酪農学園大学紀要
1996/10, 家畜糞尿の液肥化における微生物生態学的研究, <試験・研究報告>
粗飼料主体育成牛糞尿を用い、固液分離したものを試料とし、20,30,40及び60℃での振盪による表面曝気を行った。その結果、液状コンポスト化においては40℃での曝気処理がBOD5減少には有効であると思われる。また、大腸菌を衛生指標とした場合、30℃以上の曝気処理が適当と考えられる。, 25-33, '96北海道の研究開発 第43巻 北海道畜産学会
1996/07, Deacetylation of diacetoxyscirpenol to 15-acetoxyscirpenol by rumen bacteria., 緬羊ルーメンよりトリコテセン系カビ毒の一種であるジアセトキシスシルペノールを含む培地で、本物質を分解する細菌の分離を試みたところ、Batyrivibrio
fibrisolvens, Lactobacillus sp.等が本物質を15-アセトキシスシルペノールに脱アセチル化することが明らかとなった。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
T.Matushima, E.Okamoto, E.Miyagawa, Y.Matsui,H.Shimizu and K.Asano, 225-234, J.Gen.Appl.Microbiol. 42(3) (財)応用微生物学研究奨
1996/03, 牛糞スラリーから分離された放線菌, 乳牛糞尿スラリーの液状コンポスト化処理の進行にともなって増加した放線菌群を分離し、同定をおこなった。1株はSaccharomonospora、4株はMicomonospora、10株はStreptomycesと同定した。すべての株がアンモニア利用性を示し、炭水化物の利用性においては、セロビオースとキシロースを強く利用する傾向がみられた。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
岡本英竜、塚田 栄、宮川栄一, 62-66, 北海道畜産学会 37
1995/10, Detection of diacetoxyscirpenol and the related toxins from alfalfa infested with Fasarium spp. by gas-liquid chromatography., ガスクロマトグラフィー(GLC)、液体クロマトグラフィー、酵素免疫測定法により、アルファルファ中のジアセトキシスシルペノール(DAS)及びその関連物質の検出をおこなったところ、現段階ではGLCが有効であることが明らかとなった。本学園農場のFusarium spp.に感染した6samples中1sample からGLCによりDASが検出された。
T.Matsushima, E.Okamoto, E.Miyagawa, K.Nishimori and Y.Matsui
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能), 49-54, 酪農学園大学紀要
1995/10, Chemical analyses of reservoir fluids of cattle waste, and identification of sulfate-reducing bacteria in the reservoir., 1992年8~10月にかけて毎月1回、本学付属農場第一牛舎の汚水貯留槽から醗酵液を採取し、pH等の分析及び酸生成嫌気性細菌及び硫酸塩還元細菌数の変化について調べた。pHは8.7~9.4、1lあたりの硫化物は140~240mg、NH4-Nは2,500~3,200mgであった。酸生成細菌数は 約106CFU/ml、硫酸塩還元細菌数は約103CFU/mlであった。醗酵液から分離された硫酸塩還元細菌は Desulfovibrio
vulgaris と同定された。
E.Miyagawa, E.Okamoto,T.Matsushima, Y.Matsui
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能), 73-79, 酪農学園大学紀要
1995/10, Changes of microbial population onLiquid Composting of Dairy Cattle Slurry., 乳牛糞尿スラリーの28日間の曝気処理過程における微生物の変化について検討した。3日間の連続曝気により、好気性中温菌、腸内細菌科が増加し、嫌気性中温菌がやや減少した。その間のスラリーの温度は、27℃から38.2℃に上昇した。4日目から7日目までの間欠曝気により、嫌気性中温菌は増加し、pHはやや低下した。7日目以降の間欠曝気により,糸状菌、Pseudomonas、好気性中温菌は減少し、中温放線菌は増加した。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
E.Okamoto, E.Miyagawa, Y.Matsui, J.Matsuda, 81-90, 酪農学園大学紀要
1988/00, 「Bifidobacteriumによる発癌物質N-nitrosamineの分解に関する研究」, (修士論文)

学会発表

2011/08, 口頭発表, 高松市, バイオガスプラントにおける脱硫性能と接触材
2010/08, 口頭発表, 新潟市・新潟大学, 酪農学園大学のバイオガスプラントの10年間に亘る運転経過と問題点の整理
2010/03, 口頭発表, 藤沢市・日本大学生物資源科学部湘南キャンパス, 脱硫装置の内部構造と脱硫効率
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, 1-Kestose添加がルーメン微生物に及ぼす影響
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, 低級脂肪酸を低減する芽胞形成細菌は存在するのか?
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, バイオガスからの硫化水素除去効率に及ぼす消化液噴射条件の影響
2008/09, ポスター発表, Ha Noi, The Effects of temperature on methanogen communities in anaerobic digestion of cattle manure
2008/08, 口頭発表, つくば市・筑波大学, 脱硫装置の設計要因の解明
-化学反応を利用した脱硫の可能性-
2008/03, 口頭発表, 水戸市・常磐大学, 生物脱硫装置の設計要因の解明
ー実規模試験ー
2008/03, 口頭発表, 仙台市・東北大学, トウモロコシグレインサイレージの発酵過程-ホールクロップおよびストーバーサイレージとの比較-
学会発表を全て表示する
2011/08, 口頭発表, 高松市, バイオガスプラントにおける脱硫性能と接触材, (香川県高松市、8月24~26日
2010/08, 口頭発表, 新潟市・新潟大学, 酪農学園大学のバイオガスプラントの10年間に亘る運転経過と問題点の整理, ○鈴木崇司・干場信司・小川人士・高崎宏寿・岡本英竜・天野徹・森田茂
2010/03, 口頭発表, 藤沢市・日本大学生物資源科学部湘南キャンパス, 脱硫装置の内部構造と脱硫効率, ○鈴木崇司・干場信司・小川人士・高崎宏寿・岡本英竜・天野徹・吉田宗史・福井賀隆・森田茂
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, 1-Kestose添加がルーメン微生物に及ぼす影響, ○山口 誠司・岡本 英竜・小野寺 秀一・宮川 栄一
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, 低級脂肪酸を低減する芽胞形成細菌は存在するのか?, ○岡本 英竜・池戸 裕子・宮川 栄一
2009/09, 口頭発表, 那覇市・琉球大学, バイオガスからの硫化水素除去効率に及ぼす消化液噴射条件の影響, ○鈴木 崇司・干場 信司・小川 人士・高崎 宏寿・岡本 英竜・天野 徹・森田 茂
2008/09, ポスター発表, Ha Noi, The Effects of temperature on methanogen communities in anaerobic digestion of cattle manure, ○Eiryu Okamoto, Tetsuya Osanai and Eiichi Miyagawa
2008/08, 口頭発表, つくば市・筑波大学, 脱硫装置の設計要因の解明
-化学反応を利用した脱硫の可能性-, 鈴木崇司・干場信司・小川人士・高崎宏寿・岡本英竜・吉田宗史・天野徹・森田茂
2008/03, 口頭発表, 水戸市・常磐大学, 生物脱硫装置の設計要因の解明
ー実規模試験ー, ○鈴木崇司・干場信司・小川人士・高崎宏寿・岡本英竜・天野徹・吉田宗史・森田茂
2008/03, 口頭発表, 仙台市・東北大学, トウモロコシグレインサイレージの発酵過程-ホールクロップおよびストーバーサイレージとの比較-, ○義平大樹・和田奨平・小阪進一・岡本英竜・宮川栄一・名久井忠
2007/12, 口頭発表, 新得町・サホロリゾートホテル, トウモロコシグレインサイレージの変敗過程における微生物叢の変化, ○和田奨平・鈴木隆太郎・義平大樹・名久井忠・岡本英竜・宮川栄一
2007/09, ポスター発表, 愛媛県松山市・愛媛大学, Effects of temperature on microbial community in anaerobic digestion of cattle manure, ○Eiryu Okamoto, Tetsuya Osanai, Eiichi Miyagawa
2007/09, 口頭発表, 岡山県岡山市・岡山大学, 寒地型チモシーサイレージの乳酸菌生態, ○岡本英竜・加藤亜耶・宮川栄一
2007/06, ポスター発表, 千葉県柏市・東葛テクノプラザ, 乳牛ふん尿メタン発酵における脱硫バイオフィルターの硫化水素を酸化する細菌, ○中村 恵・岡本英竜・宮川栄一
2007/03, 口頭発表, 神奈川県相模原市・麻布大学, 浅層型スラリーインジェクション方式による臭気低減効果の評価, ○前田高輝・細川弘史・森岡理紀・宮浦寿美・岡本英竜・宮川栄一・長田 隆
2007/03, 口頭発表, 神奈川県相模原市・麻布大学, 乳牛ふんコンポストから発生する土壌臭について, ○岡本英竜・飯村潤也・宮川栄一
2007/03, 口頭発表, 相模原市・麻布大学, バイオガスの生物脱硫装置設計に関する検討, ○鈴木崇司・干場信司・小川人士・岡本英竜・天野徹・森田茂
2006/03, 福岡市・九州大学, 家畜ふん尿メタン発酵に及ぼす発酵温度の影響, ○小山内哲也・岡本英竜・宮川栄一
2005/11, ポスター発表, 福岡・福岡国際会議場, 乳牛ふん由来の有機物施用による土壌微生物群集構造の遷移, ○西田有香・岡本英竜・宮川栄一
2005/10, ポスター発表, Ebetsu・Rakuno. Gakuen Univ., NATURAL OCCURRENCE OF DEOXYNIVALENOL IN DENT CORN AND SILAGES IN HOKKAIDO, ○Ryutaro SUZUKI・Eiryu OKAMOTO・Eiichi MIYAGAWA
2005/09, ポスター発表, Zurich・Switzerland, The new design of biofilter for desulfurization of the biogas and the detection of active bacteria in the biofilter, ○E. Okamoto1, M. Nagaoka1, T. Osanai1, T. Amano2, M. Okamoto1&E. Miyagawa1
2005/09, 口頭発表, 鹿児島・かごしま県民交流センター, デントコーンサイレージのdeoxynivalenol汚染調査, ○鈴木隆太郎・岡本英竜・宮川栄一
2005/09, ポスター発表, 札幌・札幌コンベンションセンター, 乳牛ふんコンポスト化過程における土壌臭の推移, ○飯村潤也・小川裕次・岡本英竜・宮川栄一
2005/09, ポスター発表, 札幌・札幌コンベンションセンター, 脱硫バイオフィルターの構築と硫化水素酸化細菌, ○小山内哲也 長岡正恵 岡本英竜 宮川栄一
2005/06, ポスター発表, 名古屋・名古屋大学, 乳牛ふん尿の液状コンポスト化における土壌細菌の定着性, ○岡本英竜・新堂ゆい・宮川栄一
2005/06, ポスター発表, 名古屋・名古屋大学, 家畜ふん尿由来の有機物が土壌微生物群集に及ぼす影響, ○西田有香・岡本英竜・宮川栄一
2005/06, ポスター発表, 名古屋・名古屋大学, 乳牛ふんコンポスト化過程における土壌臭の推移, ○飯村潤也・小川裕次・岡本英竜・宮川栄一
2004/11, 口頭発表, 仙台市・東北学院大学土樋キャンパス, セルロース付着能を利用した再分画法による緬羊ルーメン内セルロース付着細菌の分離, セルロース付着能を利用した再分画法を用いて、DGGE法,T-RFLP法によるセルロース付着画分の群集構造解析をおこない、分離株について報告した。セルロース寒天培地からクリアゾーンの形成が見られた15株を、RGCAからは26株の計41株を分離した。16S rDNA部分塩基配列による相同性検索の結果、セルロース寒天培地にてクリアゾーンを形成した菌株からはButyrivibrio fibrisolvens,Prevotella属,Selenomonas ruminantium,Pseudobutyrivibrio ruminisと相同性の高いものが得られた。RGCA分離株からはButyrivibrio fibrisolvens,Prevotella属,Selenomonas ruminantium,Ruminobacter amylophilus,Corynebacterium vitarumenと相同性の高いものが得られた。また、13菌株においては既知細菌種との高い相同性が得られず、形態,VFAs,T-RFsによる同定も不可能であったため、新たに分離された細菌である可能性が示唆された。既知細菌種との相同性が低い株が多く分離されたことは、ルーメン細菌全体においては少数であった細菌種が、セルロースへの付着能により選択され顕在化したためではないかと推察している。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○半田 豊 岡本英竜 宮川栄一
2004/11, 仙台市・東北学院大学土樋キャンパス, 乳牛ふんコンポスト化における微生物群集の遷移, 近年、26SrDNAのD1/D2領域のデータベースが充実しつつあり、菌類の菌名割り当てに有効であることが示されている。そこで、この領域をターゲットとして生態解析に応用し、コンポスト化における菌類の変遷を調査した。併せて、菌類の菌糸体および単細胞の菌体回収方法も検討した。さらに、細菌の変遷とも比較し、乳牛ふんコンポスト化における微生物生態を理解することを目的とした。乳牛ふんコンポスト化において、初期の温度変化の著しい期間で細菌および菌類とも大きな生態変化が起こることが明白であった。そのステージ以降において、細菌生態よりも菌類生態の方が比較的顕著な変遷が認められた。コンポスト化後期に検出された糞生菌類Kernia geniculotrichaは動物の腸管内を通過して発芽可能となる胞子を形成することからもこのKernia geniculotricha検出が畜ふんコンポスト化の腐熟指標となる可能性が示唆された。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○岡本英竜,岡崎 亮,西田有香,宮川栄一
2004/09, 口頭発表, 北海道歌登町・歌登グリーンパークホテル, 分子生物学的手法を用いた緬羊ルーメン内セルロース付着細菌群構成の解析, セルロース付着細菌群構成について、分離により得られた菌株を同定し、セルロース付着細菌群構成をより詳細に解析することを目的とした。
セルロース寒天培地からはクリアゾーンを形成した15株を、RGCAからは26株の計41株を分離した。これらの菌株は23グループに分類され、グラム陰性の桿菌が多くを占めていた。セルロース寒天培地からはButyrivibrio fibrisolvens, Pseudobutyrivibrio ruminis,に高い相同性を示すものと、既知細菌に対して相同性の低い菌株が2種得られた。RGCAからは、仮同定ではあるがFusobacterium, Clostridium, Eubacterium, Prevotella, Selenomonas, Streptococcusに該当するものが得られている。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○半田 豊,岡本英竜,宮川栄一
2004/09, 口頭発表, 福岡市・九州大学箱崎地区文系構内, ニンジン・コムギに感染するアーバスキュラー菌根菌の科の経時変化, 本研究では、前作物の種類が後作物に感染するAMF種に及ぼす影響とその経時変化を解明するため、各種作物跡地で栽培したニンジン、コムギに感染するAMFの科を経時的に調べた。ニンジンの生育とP吸収量はAMF非宿主跡地より宿主跡地で優った。コムギの生育とP吸収量には、処理間差がみられなかった。AMF感染率は、ニンジンでは7月、コムギでは6月から収穫期まで非宿主跡地より宿主跡地で高かった。ニンジンへのAcaulosporaceae、Glomaceae両科の感染頻度は栽培期間を通じて低かった。一方で、Gigasporaceaeによる感染は高い推移を示し、特にアズキ跡地で高い傾向にあった。生育初期のコムギでは、トウモロコシ跡地で各科による感染が検出できなかったものの、Glomaceaeによる感染が多く、生育が進むにつれGigasporaceaeによる感染頻度が増大した。
以上より、前作物の種類によってニンジン、コムギに感染するAMFの種類が異なることが明らかとなった。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○田島 賢,唐澤敏彦,建部雅子,岡本英竜,俵谷圭太郎,宮川栄一
2004/09, 口頭発表, 北海道札幌市・北海道大学学術交流会館第1会議室, セルロース付着能を利用した再分画法によるルーメン内細菌叢の解析, 本研究では、セルロースへの付着能を利用した再分画法を用いて、ルーメン内セルロース付着細菌群集の構造解析をおこなった。T-RFLP法による解析の結果、セルロース付着画分、非セルロース付着画分それぞれが、かなり異なるピークパターンを示した(Fig. 1)。また、セルロース付着画分においては、ルーメン細菌画分で検出されていない特異的なT-RFsが検出された。セルロース寒天培地よりクリアゾーンを形成した15株を、RGCAより26株の計41株を分離した。また、計15株が既知細菌種との高い相同性が得られず、グラム染色性,形態,VFAs,non-VFAs,T-RFsによる同定も不可能であったため、新たな細菌種である可能性が示唆された。セルロース付着画分に存在するT-RFsは、今回分離された菌株あるいは主要ルーメン内繊維分解菌に由来すると思われるものであったが、それ以外に由来の明確でない特異的なT-RFsが存在した。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○半田 豊 岡本英竜 宮川栄一
2004/06, つくば市・エポカルつくば, 乳牛ふんコンポスト化における菌類群集の遷移, 近年、26SrDNAのD1/D2領域のデータベースが充実しつつあり、菌類の菌名割り当てに有効であることが示されている。そこで、このD1領域をターゲットとしてDGGEに応用し、コンポスト化における菌類の変遷を調査した。また、菌類の菌糸体および単細胞の回収方法も検討した。コンポスト化開始21日後以降、菌類群集は安定していた。検出されたバンドを解析したところPseudallescheria africana,Wuestneia molokaiensis,Emericella nidulansと高い相同性であった。さらに、42日後には糞生菌類であるKernia geniculotrichaが検出された。また、水分含量の異なる実験区を設定したコンポスト化において、標準区および高水分区の温度,pH,BOD5の推移に差があり、菌類群集にも違いが認められた。標準区において、先の実験と同様に42日後以降にKernia geniculotrichaが再び検出された。このことから、Kernia geniculotrichaの検出がコンポスト化の腐熟指標となる可能性が示唆された。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○岡本英竜,岡崎 亮,西田有香,宮川栄一
2004/03, 口頭発表, 府中市、東京農工大学, 緬羊ルーメンにおける固形基質固着細菌群構成の分子生物学的解析, 本研究では、ルーメン内におけるセルロース固着細菌とデンプン固着細菌について、分子生物学的手法の一つであるDGGE法及びT-RFLP法を用いて解析を試みた。フィステル付緬羊からルーメン内容物を採取し、低速遠心分離により飼料片と原虫を沈渣させた上清を細菌画分とした。固着用固形性基質として、微結晶セルロースパウダー及びトウモロコシ由来デンプン粒を用いた。固着用固形性基質を細菌画分に加え固着処理を行い、洗浄・遠心後、上清と沈渣に分け、それぞれ非固着細菌画分と固着細菌画分とした。各画分からDNAを抽出し、T-RFLP法及びDGGE法を用いてそれぞれのピークパターン及びバンドパターンの解析を行った。また、DGGE上の各バンドの塩基配列を決定し、細菌名の割り当てを行った。各画分において、T-RFLP法及びDGGE法におけるそれぞれのピークパターン及びバンドパターンに違いが認められ、固着細菌群構成の解析が有効であることが示唆された。
(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
○半田 豊、岡本英竜、宮川栄一
2003/10, Porto Alegre, Brasil, The Optimum Temperature for Desulfurization of the Biogas and Detection of Active Bacteria in the Biofilter Dipped into the Digested Slurry., 家畜ふん尿の嫌気消化処理がにわかに注目されるようになってきており、発生するバイオガスをエネルギーとして利用している。しかし、バイオガス中には硫化水素(H2S)が含まれており、燃焼時には亜硫酸ガスとなって金属腐蝕などの悪影響を及ぼすことから、精製(脱硫)が必至である。低コストで脱硫させることが期待されるふん尿消化液を用いたバイオフィルターの温度特性と微生物解析を試みた。脱硫温度域は13~42℃付近であり、脱硫活性の最適温度は23℃付近であることが確認された。また、細菌叢をPCR-DGGE解析した結果、Thiomicrospira denitrificans に近縁の遺伝子が検出された。
○E.Okamoto, M.Shinohara, J.Takebe and E.Miyagawa
2003/09, 口頭発表, 岐阜市、岐阜大学, 乳牛ふんコンポスト化における菌類の群集構造解析, 乳牛ふんコンポストの細菌群集構造をPCR-DGGEでの解析を前回学会で報告したが、バイオマスから考えても菌類の生態を無視できない。そこで菌類の群集構造解析を行った。コンポストからの菌体回収において、Percollを用いた密度勾配遠心分離を組み合わせ、夾雑物を除去し、糸状菌菌体と酵母用単細胞菌体の両方を回収する方法を確立した。また、リボゾーマルDNAのITS領域をターゲットに、コンポスト化進行に伴う菌類の変遷を追跡し、菌名の割り当てを行った。
○岡崎 亮、岡本英竜、宮川栄一
2003/09, 口頭発表, 岐阜市、岐阜大学, 乳牛液状コンポスト化における土壌細菌添加の影響, 乳牛ふん尿曝気処理において曝気開始24時間後に細菌叢が安定することから、曝気開始前を細菌叢の不安定期を仮定し、外来の細菌の定着性に差があるのではないかと考え、ふん尿に旺盛に増殖する土壌細菌を外来細菌としてモニターする実験を行った。DGGEバンドパターンから直腸ふん尿区、土壌細菌添加区は細菌叢の安定時期はほぼ同じであり、若干類似した推移であった。また、土壌細菌添加区は直腸ふん尿区に比べ数多くの細菌遺伝子バンドが検出された。
○新堂ゆい、岡本英竜、宮川栄一
2003/09, 口頭発表, 岐阜市、岐阜大学, 家畜ふん尿の嫌気消化におけるバイオガス精製のための脱硫バイオフィルターの細菌群集, バイオガス中の硫化水素(H2S)をふん尿消化液で除去する場合、25℃付近の温度環境が最適であることを明らかにし、併せてArcobacter butzluriに近縁な細菌を検出したが、確実に硫黄が析出した試料での解析が必要と判断した。そこで、新たなバイオフィルターにて脱硫実験を行った。当初約95%のH2S除去率であったが、以降隔日に低下し10日後では約22%となり、それ以降、除去率が上昇する傾向は認められなかった。バイオフィルター内底部に黄白色の析出物が認められたのは開始3日後であり、10日後にはバイオフィルター上部まで達した。実験開始19日後にバイオフィルターを開封し、析出した黄白色固体を回収し分析したところ、乾物の90%が硫黄であり、細菌プライマーでの充分なPCR産物が得られた。
○岡本英竜、篠原ミユキ、宮川栄一
2003/09, 口頭発表, 岐阜市、岐阜大学, T-RFLP法による反芻家畜ルーメン内容物細菌群集の解析, 【目的】ルーメン内には多種多様な細菌が存在する。しかし、その詳細はわかっておらず培養できる細菌も20%に満たない。本研究は,細菌群集の変動を見るのに有効な方法であると考えられているT-RFLP(Terminal restrictionfragment length polymorphism)法を屠場の牛ルーメン内容物、及び異なった飼料を給与した緬羊ルーメン内容物の細菌群集の解析に応用した。【方法】H屠場より牛4頭分のルーメン内容物を採取した。さらにフィステル付緬羊3頭を用意し、乾草チモシー100%を給与したものを粗飼料主体区(R区)とし、乾草チモシー40%、濃厚飼料(大麦ペレット)60%とし濃厚飼料多給としたものを濃厚飼料主体区(C区)とした。各ルーメン内容物を二重チーズクロスで濾過し、DNAを抽出した。抽出したDNAをユニバーサルプライマー27fと1492rを用い16srDNAを増幅し、さらにFAM-27fと907rにてNested PCRを行った。これを制限酵素MspI、HhaI、AfaIにて切断し、ABI 310 Genetic AnalyzerにてTRFsを解析した。【結論】供試した制限酵素3種のうち、MspIが細菌群集の変化を見るのに最も有効であった。H屠場の牛4サンプルついては若干の差が見られた。他のサンプルについては現在解析中である。
○奥山純基、岡本英竜、宮川栄一
2003/08, 口頭発表, 川崎市、明治大学, トウモロコシおよびアズキに感染するアーバスキュラー菌根菌の種類に対する前作物の影響, 前作物の種類が後作物に感染するアーバスキュラー菌根菌種に及ぼす影響を解明するために、各種作物跡地で栽培した後作物に感染するアーバスキュラー菌根菌の科をnested PCR により調べた。トウモロコシ、アズキに対するアーバスキュラー菌根菌感染率は、キャベツ跡地に比べてトウモロコシ、インゲンの跡地で高かった。Glomus科のトウモロコシに対する感染は、トウモロコシ跡地で高く、インゲン、キャベツ跡地で低かった。Glomus科のアズキに対する感染は、インゲン跡地で高く、トウモロコシ、キャベツ跡地で低かった。即ち、Glomus科はそれを増殖させた作物に近縁の後作物に感染しやすい傾向にあった。
○田島 賢、唐澤敏彦、建部雅子、岡本英竜、宮川栄一
2003/03, 口頭発表, 札幌市, The performance of the biogas system in Rakuno Gakuen University. (酪農学園大学バイオガスシステムの稼働概要), 本格稼働から約3年経過した酪農学園大学附属農場のバイオガスシステムの稼働状況を紹介した。乳牛ふん尿メタン発酵は継続的に非常に安定している状態である。バイオガス中に含まれる硫化水素は、その濃度に季節変動があり、鉄くずを担体とする乾式脱硫(鉄触媒法)では、十分な脱硫は期待できない状態である。バイオガスのエネルギー利用においては、発電機のトラブルが多少あったものの、発生メタンガス保有エネルギーの24%が電気エネルギーに変換され、49%が熱交換に利用され、27%が損失していると見積もられた。
○岡本英竜、宮川栄一、石川志保、干場信司、岡本全弘
2003/03, 口頭発表, つくば市、つくば国際会議場, 家畜排泄物処理における微生物叢, 家畜ふん尿を管理・利用する上で、取り扱い性の向上を目的として加工することをふん尿処理と呼ぶと考えられる。処理法は物理化学的方法と生物化学的方法に大別でき、生物化学的方法は、植物遺体との混合や肥溜め貯留といった手法が経験的に定法となったと考えられる。この生物化学的方法の主因は、微生物が担っていることは周知のことであるが、家畜ふん尿が好気的あるいは嫌気的な環境におかれた場合の微生物動態の探求が進められているがすべてが解明されてはいない。コンポスト化促進やメタン発酵処理の技術やハード面が注目されており、同様にソフト面、つまり、微生物解析も急がねばならないと考えている。 演者は、ふん尿を微生物培養基と位置づけ、乳牛ふん尿スラリーを材料に、液状コンポスト化過程の微生物叢調査をおこなっている。農場施設での実験では、StreptomycesやMicromonosporaの放線菌が増加する傾向があり、実験室規模の試験では、液状コンポスト化初期において、当初、Corynebacteriumが優勢であり、その後、Bacillusが優勢になることを明らかにした。また、悪臭低減の機能性微生物も対象にしてきたが、現在は、微生物生態を主軸に研究を進めており、固形コンポストの微生物キノンプロファイル解析やメタン発酵液中のメタン生成細菌叢のDGGE分析についても紹介した。
2003/03, 口頭発表, つくば市、つくば国際会議場, 家畜ふん尿の嫌気消化におけるバイオガス精製のための脱硫バイオフィルターの特性, 家畜ふん尿の嫌気消化処理において発生するバイオガスをエネルギーとして利用しているが、バイオガス中には硫化水素(H2S)が含まれており、燃焼時に亜硫酸ガスとなって金属腐触などの悪影響を及ぼすことから精製(脱硫)が必至である。低コストで脱硫させることが期待されるふん尿消化液を用いたバイオフィルターの温度特性と微生物の解析を試みた結果、高い脱硫活性の温度域は13~
37℃であり、至適温度は25℃付近であることが確認された。バイオフィルター上に出現した白色粒子のPCR-DGGE解析の結果、一本の強いDNA増幅バンドが得られ、
Arcobacter butzleri (95%)と割り当てられた。
○岡本英竜、竹葉 淳、宮川栄一、北口敏弘、鎌田樹志、佐々木雄真、山越幸康、簑島裕典、三津橋浩行、浅野孝幸、平川恵司
2003/03, 口頭発表, つくば市、つくば国際会議場, 乳牛ふん尿液状コンポスト化における微生物叢の解析, 家畜ふん尿処理方法の一つである曝気処理において、曝気開始後の25℃前後の温度環境で著しい微生物代謝が起こっていることを明らかにした。そこで、このステージで代謝活性の著しい微生物を見出すため、PCR-DGGE法を用いて解析した。微生物細胞内ATP濃度は温度と比較した結果、35℃前後の中温においてATP濃度活性が盛んであり、その後40℃前後になると急激に減少していった。
DGGEバンドパターンは各曝気区においても、バンドパターンに大きな変動はみられなかった。
○新堂ゆい、岡本英竜、宮川栄一
2003/03, 口頭発表, つくば市、つくば国際会議場, 乳牛ふんの定温コンポスト化における微生物叢の解析, コンポスト化は微生物による有機物分解によって進行する。一般にコンポスト化では著しい温度変化が認められるが、そのような不安定な温度環境では微生物叢に変遷が起こりやすく、コンポスト化を遅延させているとも考えられる。本実験は、一定温条件下でのコンポスト化とその環境下に生息する微生物叢の解析を目的とした。
中温区(37℃以下に保持)と高温区(55℃以上に保持)を設置しコンポスト化を進行させた結果、両区ともにBOD5は対照区に比べ低い値で推移した。BacteriaのDGGEバンドパターンは、中温区で3日以降、高温区で7日目以降、大きな変化がみられず、微生物叢に安定が認められた。○岡崎 亮、岡本英竜、宮川栄一
2002/05, 口頭発表, Ohio, USA, Changes in Quinone Profiles of Microbial Communities during Composting., Respiratory quinones were used as biomarkers to elucidate microbial community succession, including viable but non-culturable microorganisms, in compost. On compsting with the optimal aeration of 0.5 L/min, MK-7 becamepredominant at early stage, but as the composting process continued, Q-7 increased and became predominant over MK-7. To clarify the effect of temperature on the early stage of composting, we analyzed the three composts as follows: one at 37℃ before the thermophilic phase(37℃-risingpoint), one at the maximum temperature(67℃) and one at 37℃ after the thermophilic phase(37℃-falling point). Three main results were found: the adenosine triphosphate in microbial cells increased dramatically in the compost at the 37℃ rising point; at the thermophilic phase, MK-7 became strikingly predominant; the pH value began to increase as the temperature dropped(37℃-falling point). Analyses of D and MDq values indicated that the microbial diversity of composting process decreased as the temperature of environment increased and microbial population in compost changed. Respiratory quinones are usefull.
2002/03, 口頭発表, 東京、日本獣医畜産大学, 酪農家および肥育牛農家の排泄物処理過程等における物質収支把握の試み, 酪農家及び肥育牛農家にて排泄物処理過程等における物質、特にNの収支を把握し、LCA評価の礎とすることを目的に、岡山県及び北海道の6軒の酪農家及び2軒の肥育牛農家を、四季別に調査した。
○鈴木一好、長田 隆、田中康男、和木美代子、芳賀清典、黒田和孝、花島 大、福本泰之、代永道裕、干場信司、猫本健司、大川典子、森田梨穂、岡本英竜、森田 茂、脇本進行、白石 誠
2002/03, 口頭発表, 東京、日本獣医畜産大学, 酪農家及び肥育牛農家からの環境負荷ガス発生, 酪農家及び肥育牛農家から発生する環境負荷ガスの効果的な削減手法の開発を目的として、岡山、江別市及び帯広周辺で各季節毎に調査した。
○長田 隆、鈴木一好、代永道裕、芳賀清典、黒田和孝、花島 大、福本泰之、和木美代子、田中康男、白石 誠、脇本進行、大川典子、森田梨穂、猫本健司、岡本英竜、干場信司、森田 茂
2002/03, 口頭発表, 東京、日本獣医畜産大学, 北海道の酪農経営からの環境負荷ガス発生調査, 酪農経営から発生する悪臭(アンモニア)、温室効果ガス(メタン、亜酸化窒素)等の環境負荷ガスの発生原単位の策定と効果的な削減手法の開発を目的として、江別市及び帯広近郊の5カ所の酪農経営について各季節毎の調査を行った。
○猫本健司、長田 隆、鈴木一好、干場信司、森田梨穂、田中康男、和木美代子、羽賀清典、黒田和孝、花島 大、福本泰之、代永道裕、岡本英竜、森田 茂
2002/03, 口頭発表, 武蔵野市、日本獣医畜産大学, 乳牛ふん尿液状コンポスト化における微生物活性の推移, 家畜ふん尿処理方法の一つである液状コンポスト化、いわゆる曝気処理において、処理開始直後に液状コンポスト化反応が著しく促進することに着目し、そのステージでの微生物活性の推移を調査した。異なる曝気条件において微生物細胞内ATP濃度の推移は、温度上昇を示した順に最高値がみられた。温度とATP濃度を比較してまとめた結果、??前後の中温においてATP濃度活性が盛んであり、その後40℃前後になると急激に減少していった。このことより、微生物活性は曝気運転条件に関わらず、35℃前後で生育する?温性細菌群によってエネルギー生産されていることが明らかとなった。
○新堂ゆい、岡本英竜、宮川栄一、青山英明、松田従三
2002/03, 口頭発表, 東京、日本獣医畜産大学, 異なった糞尿処理施設を有する酪農場における窒素損失量の比較, 北海道の5軒の酪農場(A~E)を調査した。糞尿処理方式は、A:全量堆肥化、B:嫌気性発酵、C:固液分離-曝気-肥培かんがい、D:乾燥、E:簡易固液分離-堆肥化と曝気、である。これらの酪農場から処理前後の堆肥や液肥を季節毎に採取し、灰分率の変化から求めた糞尿分解率と窒素含有率より、糞尿処理過程において損失した窒素量を算定した結果、1頭(または圃場面積)あたりの窒素損失量は、糞尿の全量を堆肥化するAやDで比較的高く、堆肥化過程で大量の窒素が揮散したためと推察された。一方、嫌気性発酵のBや液肥の曝気が主体のC及び堆肥の発酵がうまくいっていなかったEでは、AやDと比較して損失量は低かった。酪農場全体で発生する損失量のうち、糞尿処理に起因するものは1~6割の範囲となり、この割合は糞尿処理の違いにより大きく変動することがわかった。
○干場信司、鈴木一好、長田 隆、猫本健司、大川典子、和木美代子、羽賀清典、黒田和孝、花島 大、福本泰之、代永道裕、岡本英竜、森田 茂
2002/03, 口頭発表, 武蔵野市、日本獣医畜産大学, 乳牛ふん尿液状コンポスト化の運転条件について, 試験開始後、連続曝気区と連続→間欠8時間曝気区は速やかに温度上昇が認められ?間欠12時間曝気区及び間欠8時間曝気区は、遅れて上昇した。同様にpHも順にアルカリに傾いたが、54時間後に連続→間欠8時間曝気区は間欠運転に切り替えた後は傾きが緩慢となった。窒素成分からみて、連続曝気区で著しいアンモニア揮散が認められ、連続→間欠曝気区は間欠8時間曝気区とほぼ同様の揮散量であった。悪臭性?酸は連続曝気運転区では48時間後には共に5mM以下の低濃度となったが、間欠曝気運転区では高い濃度で残存していた。大腸菌を衛生指標とした場合、連続曝気運転区?54時間以内に速やかに検出限界以下となった。液状コンポスト化の運転条件として、?初発は連続曝気し、温度上昇後は夜間電力を利用した間欠曝気運転することが低コストとなることが伺われた。
○岡本英竜、新堂ゆい、宮川栄一、青山英明、松田従三
2001/12, 口頭発表, 札幌市、北海道大学, 秋播ライコムギの越冬性 第3報 褐色雪病抵抗性, ライコムギの褐色雪腐病抵抗性の程度を知るため、その品種間差について検討した。ライコムギの褐色雪腐病抵抗性はどの病原菌においても、コムギのホクシン種よりも劣っており、Warko種と同程度かやや劣っていると考えられた。ライコムギの褐色雪腐病抵抗性には品主間差がみられ、Pika種がPresto、Disco、Eldorado種よりも高い傾向にあった。本試験における褐色雪腐病菌株の病原性は、Pythium iwayamai S.Ito HI-9103株が最も強く、次いで、HI-9114株であり、Pythium paddicum Hirane
HP-9103株が弱い結果となった。
2001/09, 伊那市、信州大学農学部, 牛ふんコンポスト化におけるキノン分析による微 生物群集の解析, コンポスト化過程における培養困難な微生物をも含めた生態変動を解析するために、細胞膜に存在する呼吸鎖キノンをターゲットに解析した。最適通風条件では、コンポスト化開始後、MK-7が増大し、コンポスト化後期ではQ-7が増大する傾向が認められた。温度変化の著しい初期では、最高温度到達時以降にこの傾向が認められることから、コンポスト化初期の温度上昇が、この微生物生態を決定づける要因であることが明らかとなった。
蓼沼智子、○岡本英竜、宮川栄一
2001/09, 口頭発表, 藤沢市、日本大学生物資源科学部, 間欠曝気法による乳牛糞尿スラリの好気的処理, 本研究は安価な夜間電力(夜間8時間)の利用を考え、間欠曝気によるスラリの分解特性を調査した。連続曝気と比較して間欠曝気はCOD、BOD、VS等の分解、悪臭物質の減少、E.coliの死滅が遅かった。しかし、連続曝気区の6日目(総曝気時間144時間)と12時間間欠曝気区の9日目(108時間)を比較すると、COD、VS、BOD等の分解率は同程度であって、総曝気時間は若干短縮されている。また、両実験区のアンモニア揮散量は同程度であった。この結果、間欠曝気により若干の総曝気時間は低減できるが、高濃度スラリに対しては大きな効果は期待できないと考えられた。
2001/03, 口頭発表, 仙台市、東北学院大学, 家畜排泄物処理における微生物叢, 家畜糞尿の処理方法は物理化学的方法と生物化学的方法に大別でき、生物化学的方法は、植物遺体との混合や肥溜め貯留といった手法が経験的に定法となっている。この生物化学的方法の主因は、微生物が担っているが、家畜糞尿が好気的あるいは嫌気的な環境に置かれた場合の微生物動態の探求が進められているが全てが解明されていない。糞尿を微生物培養基と位置づけ、乳牛糞尿スラリーを材料に液状コンポスト化過程の微生物叢調査を行った。農場施設での実験では、StreptomycesやMicromonosporaの放線菌が増加する傾向があり、実験室規模の試験では、液状コンポスト化初期において、当初、Corynebacteriumが優勢であり、その後、Bacillusが優勢になることを明らかにした。また、悪臭低減の機能性微生物も対象にしてきたが、現在は微生物生態を主軸に研究を進めており、固形コンポストの微生物キノンプロファイル解析やメタン発酵液中のメタン生成細菌叢の
DGGE分析についても紹介した。
2001/03, 口頭発表, 仙台市、東北学院大学, DGGE法を用いた乳牛ふん 尿メタン発酵槽における細菌群集構造の解析, 培養困難な微生物をも検出可能なDGGE法を用いてメタン発酵中の細菌群集構造を解析した。乳牛ふん尿での種菌養生ステージでは、細菌群及びメタン細菌群ともにその構成に変動は認められなかったが、発酵温度が異なる試料では、検出パターンに大きな差異がみられ、特に高温発酵は、低温・中温発酵とは細菌群集が全く異なる細菌生態構造であることが明らかとなった。
○小林功幸、岡本英竜、宮川栄一


教育/社会貢献

社会活動

2011/11, 2011/11, 講師・講演, とわの森三愛高等学校, 酪農場の微生物たち, 高大一貫「大学ゼミナール」
2007/10, 講師・講演, 江別市国際交流推進協議会, 酪農学園大学付属農場のバイオガスシステム, コロンビア地方行政研修
2007/04, 2008/03, 委員会・協会等, 株式会社ズコーシャ委託事務局 国土交通省北海道開発局, バイオガス多角化利用に関する地産地消モデル構築調査検討委員
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2011/11, 2011/11, 講師・講演, とわの森三愛高等学校, 酪農場の微生物たち, 高大一貫「大学ゼミナール」
2007/10, 講師・講演, 江別市国際交流推進協議会, 酪農学園大学付属農場のバイオガスシステム, コロンビア地方行政研修
2007/04, 2008/03, 委員会・協会等, 株式会社ズコーシャ委託事務局 国土交通省北海道開発局, バイオガス多角化利用に関する地産地消モデル構築調査検討委員

資格・免許

2008/07/04, 特許第4149290号, バイオガス中硫化水素除去装置
1991/05, 家畜人工受精師免許取得
1988/09, 北海道改良普及員資格取得
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2008/07/04, 特許第4149290号, バイオガス中硫化水素除去装置
1991/05, 家畜人工受精師免許取得
1988/09, 北海道改良普及員資格取得

担当授業

2014, 前学期, 5001080, 生物学実験, B1[1年]
2014, 前学期, 5001081, 生物学実験, B2[1年]
2014, 前学期, 5001082, 生物学実験, C1[1年]
2014, 前学期, 5001083, 生物学実験, C2[1年]
2014, 前学期, 5001084, 生物学実験, D1[1年]
2014, 前学期, 5001085, 生物学実験, D2[1年]
2014, 前学期, 5001462, 基礎演習 I, [岡本英]
2014, 前学期, 5002187, 酪農学概論, b[2年]
2014, 前学期, 5002201, 酪農学概論, a[2年]
2014, 前学期, 5002414, 基礎演習 II, [2年]農類14
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2014, 前学期, 5001080, 生物学実験, B1[1年]
2014, 前学期, 5001081, 生物学実験, B2[1年]
2014, 前学期, 5001082, 生物学実験, C1[1年]
2014, 前学期, 5001083, 生物学実験, C2[1年]
2014, 前学期, 5001084, 生物学実験, D1[1年]
2014, 前学期, 5001085, 生物学実験, D2[1年]
2014, 前学期, 5001462, 基礎演習 I, [岡本英]
2014, 前学期, 5002187, 酪農学概論, b[2年]
2014, 前学期, 5002201, 酪農学概論, a[2年]
2014, 前学期, 5002414, 基礎演習 II, [2年]農類14
2014, 前学期, 5003106, 作物保護学, [3年]
2014, 前学期, 5103114, 家畜衛生学実験, [農類3年]
2014, 前学期, 5103313, 作物保護学実験, [農類3年]
2014, 前学期, 5103503, 専門ゼミナールⅠ, [農類3年]環境微生物学
2014, 前学期, 5104511, 専門ゼミナールⅢ, [農類4年]環境微生物学
2014, 前学期, 5104711, 卒業論文, [農類4年]環境微生物学
2014, 後学期, 5001017, 循環型農業論, [1年]
2014, 後学期, 5001078, 生物学実験, A1[1年]
2014, 後学期, 5001079, 生物学実験, A2[1年]
2014, 後学期, 5001086, 生物学実験, E1[1年]
2014, 後学期, 5001087, 生物学実験, E2[1年]
2014, 後学期, 5001462, 基礎演習 I, [岡本英]
2014, 後学期, 5002414, 基礎演習 II, [2年]農類14
2014, 後学期, 5103111, 乳用家畜生産学実習Ⅱ, [農類3年]
2014, 後学期, 5103603, 専門ゼミナールⅡ, [農類3年]環境微生物学
2014, 後学期, 5104611, 専門ゼミナールⅣ, [農類4年]環境微生物学
2014, 後学期, 5104711, 卒業論文, [農類4年]環境微生物学

招待講演の状況

2010, 国内, 2011/09, レプトスピラ・シンポジウム, 反芻家畜ルーメン内及びふん尿処理に関わる微生物群集の解析, 北海道江別市
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2010, 国内, 2011/09, レプトスピラ・シンポジウム, 反芻家畜ルーメン内及びふん尿処理に関わる微生物群集の解析, 北海道江別市



教員総覧